遊廓跡地を訪ねて 清娯園

最後に清娯園とは無関係かもしれませんが、気になる物件を見て帰ることにします。

一福旅館。

光の関係でドアの上にある「一福」の屋号が見えずもったいない。

一福旅館の側面。
ひょっとしたらこっちが正面なのかも。

予定の物件は全て見終わり、帰路の途中、コンビニで用を足した後、ふと路地が気になり、よく見て見るととんでもない物件を発見。

どう見ても普通の家ではありません。

「井筒」という屋号の料亭のようです。

「料理店」の鑑札。

側面は美しいべんがら調。

美しい円窓。

既に廃業したようで、反対向きになった看板。

風俗営業のステッカー。

上の写真の物件は12月2日に撮影し、記事を執筆中、何となく気がかりになり、12月23日に再訪したところ、ものの見事に解体中でした。

発見した時は解体直前の絶妙なタイミングだったようです。

以前は大津が見に行こうとすると解体フラグが立ち、絶賛解体中の場面に遭遇するというのがお約束でしたが、この1年何をどう間違ったのか、プライベートも含めあり得ないことが立て続けに起こっています。

このままでは運を使い果たして、死んでしまうかもしれません。

遊廓に泊まる (とんぼの本)
Posted at 2019.1.13
関根 虎洸
新潮社
販売価格 ¥1,420(2019年1月13日13時25分時点の価格)