玉子とじラーメンの元祖 萬珍軒

2016年1月2日

名古屋ラーメンの明確な定義はありませんが、概ね以下の3つに分類されるかと思います。

  • 萬珍軒を代表とする玉子とじラーメン
  • 好来系
  • 台湾ラーメン(台湾にはこのようなラーメンは無く、味仙の店主=台湾人が開発したラーメンだからそう名付けた)

今回は玉子とじラーメンの元祖、萬珍軒に十数年ぶりに行ってきました。
前回萬珍軒へ行った頃から「代替わりしてから味が落ちた」と私の周りのお店の常連さんからあまり良くない話を聞くようになり、自然と足が遠のきました。

あれから十数年、店舗も改築し、味はどう変化していったのでしょうか?

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玉子とじラーメン 700円

鶏ガラのあっさりしたスープと玉子とじがマッチしています。
細麺と玉子とじがうまく絡み合って美味しいです。
しかし、以前食べた時の方が玉子がもう少し滑らかだったのは気のせいでしょうか?
それでも、中川区にある某店の似たようなラーメンよりはキメの細かい玉子とじです。

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餃子400円

同時に頼んだ餃子が後から提供されました。
ちょっと小振りなサイズの餃子です。
油の量がちょっと多いですが、味自体は悪くないです。
味付けもちょっと濃いめなのか、餃子を食べた後にラーメンを食べると、口の中が濃い味に慣れてしまってラーメンの味が一切わからなくなりました。
色々つまみながら、ラーメンを食べたい人はちょっと注意が必要です。
できることなら、一品料理を食べた後に最後の〆でラーメンを食べるのがベターかも。

有名になると、多店舗化してさらに儲けようとして味が落ちる店が多い中、店を改装することはあっても、拠点を変えたり増やしたりすることなく、地道に味を引き継いでいく姿勢は評価すべき点かもしれません。

萬珍軒夜総合点★★★☆☆ 3.0

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Posted at 2019.1.13
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