遊廓跡地を訪ねて 洞泉寺町遊郭 「旧川本邸 町家物語館」

洗面所。

浴室。

天井には川本家の家紋。

お手洗い。

最新のトイレに改装してあります。

裏庭。
右側に見えるのは川本家の茶室。

茶室の内部。

大広間から中庭を望む。
大広間は川本家の宴会などに使われたようです。

障子の雪見窓は横に開くタイプで大変珍しいものだそうです。

中庭。

仏間。

帳場。

左の猪目のところでお客さんが来るのを確認したり、右の小窓で金銭のやり取りをしたり大忙しだったようです。

電気が無かった時代のアイロンだったようです。

ラジオも聴ける蓄音機?

当時何に使われていたかよくわかっておらず、一番下に調理器具が入っていたので、とりあえず食器を入れてあるそうです。
当時の娼妓の名前が書いてあります。

病気になった娼妓はこの部屋に隔離していたとか。

薬を煎じる道具も残されています。

客引控室。

玄関には金魚。

隣の寺院より猪目窓を望む。

前回訪れた際も記述しましたが、市が建物を買い取り、街全体で歴史のある建物を残そうという素晴らしい取り組みはずっと続けていって欲しいものです。

遊廓に泊まる (とんぼの本)
Posted at 2019.1.13
関根 虎洸
新潮社
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