遊廓跡地を訪ねて 鳥羽遊郭
三重県鳥羽市鳥羽二丁目にはかつて遊郭があり、貸座敷二十軒、娼妓は約百人だったとか。
ここには江戸末期に建てられた「待合津の國」という妓楼跡があり、2009年に鳥羽商工会議所が200万円かけて外観を修復したとのこと。
鳥羽駅に到着。
当初、JRの快速みえで向かう予定でしたが、座席の空きや時間等の都合により急遽近鉄特急「伊勢志摩ライナー」で移動しました。
桑名駅同様、鳥羽駅もJRと近鉄が同じ構内にあります。
鳥羽二丁目に入ると観光旅館が姿を現しました。
よくよく見ると「料理店」の鑑札があり、観光旅館だけどお遊びもできたようです。
この辺りから鳥羽遊郭のメイン通りになります。
そして、ここがかの有名な「待合津の國」……。
あれ?あるはずの建物が無い…。
なんと、更地になっていました!
本日のメインディッシュと言っても過言でない物件で、茫然自失となりましたが、この後も予定が詰まっているので、気を取り直して散策を続けます。
売春防止法施行後はスナック等が立ち並ぶ歓楽街となったようです。
「待合津の國」(の跡地)の向かいには、推理小説家・江戸川乱歩や画家で詩人の竹下夢二と親交があった、画家・風俗研究家の岩田準一の生家を利用した「江戸川乱歩館」があります。
バーの鑑札が掲げてある建物。
ついついタイルに反応するのは病気でしょうか?
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