遊廓跡地を訪ねて 名楽園

2018年6月10日

中村遊廓跡地で名古屋市都市景観重要建築物に指定されているのは

  • 長寿庵(解体済み)
  • 料亭稲本(現べんがら亭)
  • 松岡旅館(現松岡健遊館)
  • 料理旅館 大観荘(解体済み)

の4つがあり、大観荘は2003年、長寿庵は2014年に解体されています。

私が大学に通っていたのが1991年〜1995年。
もっと早くに興味を持っていればと非常に悔やまれます。

また、私が某スクールに勤務していた時、家が中村区でビジネスホテルか旅館のようなものをやっているという受講生の方がいました。
家計が苦しかったようでローンの審査がなかなか下りなくて苦労したのですが、ひょっとしたら旧遊廓から旅館に転業した家の方だったのかもしれません。

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解体された「料理旅館 大観荘」は

現在ドラッグストアになっています。

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ドラッグストアの裏側。
カフェーっぽいファサードが追加されています。

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ピアゴの北側。以前の屋号は「忠兵衛」。廃業後、「松岡」という旅館の西店に転業、現在は松岡健遊館という老人介護施設になっています。

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「忠兵衛」の隣り。旧屋号は「福扇」。
しかし、玄関に「およし」の文字が書いてあります。

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市松模様のタイルが美しいです。

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旧屋号「福扇」の側面。

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旧屋号「福扇」の裏側。

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旧屋号は「稲本別館」。廃業後、料亭稲本として営業してきましたが、そちらも廃業し、現在はべんがら亭という老人介護施設になっています。
名古屋市都市景観重要建築物に指定されています。

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前述した「松岡健遊館」の正面です。旧屋号は「一徳」。
廃業後、「松岡旅館」として営業後、現在は「松岡健遊館」という老人介護施設になっています。
こちらも名古屋市都市景観重要建築物に指定されています。

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現役の特殊浴場。

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その裏側。
中村遊廓の現役当時、外周を掘で囲まれており、この路地はその名残だとか。

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妓楼にボイラが追加されているのがわかります。

Chojuan 20130512
旧屋号「福扇」の東側には元屋号「千壽」の長寿庵がありました。
しかし、名古屋市都市景観重要建築物に指定されていたにもかかわらず、2014年に解体されてしまいました。
(写真は2013年当時のもの。)

https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3AChojuan_20130512.JPG

より

現在は

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鵜飼病院の院長宅になっています。

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「特殊浴場」ではなく、「特約浴場」の「寿湯」。
通常の銭湯です。

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中村遊廓の特徴

現在ソープランドとして残っている建物も多くは遊廓時代の建物をそのまま使用しており、今回撮影した遺構も含め、真上から見ると口の字やコの字状となっていて、中央には坪庭がある豪華な造りになっています。

yukaku

色街遺産を歩く 消えた遊廓・赤線・青線・基地の町
Posted at 2018.6.24
八木澤 高明
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