遊廓跡地を訪ねて 金津園
綺麗にリフォームされていますが、どうみても遺構ですね。
この建物の2軒隣りには「AAライン」という、このIT化の進んだ現代において、Webサイトも無ければ、風俗雑誌にも一切掲載されていないにもかかわらず、潰れない謎のお店があります。
そして、その向かいにはとても立派なカフェー建築が存在していました。
有名な「ふじもと」さん。
上のカフェー建築の裏側。
かなり奥行きがあります。
金津園は元遊廓、元赤線といっても、今はただのソープランド街だからあまり当時の遺構は残っていないだろうと思いきや、金津園の店舗から外れた場所にはまだこのような立派なカフェー建築が残っていました。
2017年4月2日追記
今年初めにふじもとさんが解体されたという話を聞き、撮影に行ってきました。
残念ながら駐車場になっていました。
金津園の中央からみて東の南端が上のカフェー建築があるなら西側にもあるかも、と思い西の南端へ行ってみると・・・。
やはり、残っていました。
同じ通りを東から西に望みます。
同じ通りを逆に西から東に望んだところ。
洋風の建物が多い中、この建物だけは和風な佇まいを残しています。
1本北側の通り。
その路地裏。
1本北側の通り。
金津園の西側。
遺構のようなそうじゃないような・・・。
華やかなネオンの建物しかないと思っていた現役のソープランド街の金津園。
移転に移転を繰り返した歴史もあり、遊廓・赤線時代の建物は残っていないと思いきや、数こそ少ないものの、立派な赤線時代のカフェー建築が残っていました。
午前9時を回り、出勤する男性従業員・姫様の姿が多くなったため、足早に退散し、同じ岐阜市に存在していた青線の国際園を目指すのでした。
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