イケダハヤト曰く「古事記は、神が人間を作ったという話」←全くのデタラメ
たいていのホテルにはなぜか聖書が置いてあります。
それに対抗して、明治天皇の玄孫である竹田恒泰氏を中心とする竹田研究会(一般財団法人竹田研究財団)が実施する「古事記プロジェクト」によって全国のホテルや旅館、学校に無償で「古事記 – 現代語訳」を配布しています。
イケダハヤトが宿泊した旅館にも古事記が置いてあったようです。
旅館に置いてある「古事記」を見て。
ぼく「この本は、神が人間を作ったという話だね」
娘(4歳)「神の前は何があったの?」
ぼく「一般的には……宇宙だね」
娘「じゃあ、宇宙が生まれて、神が生まれて、人間が生まれて、本山町の保育園ができたんだね」
ぼく「お、おう……(すごいな)」— イケハヤ (@IHayato) March 17, 2017
娘「宇宙の前には何があったの?」
ぼく「無……?」
娘「無って?」
ぼく「何もないということだよ。空間も時間もない。神も人間もいない。」
娘「保育園もないの?」
ぼく「そりゃそうだ」……というやり取りをしました。子育て面白い。
— イケハヤ (@IHayato) March 17, 2017
自称読書好きなイケダハヤトですが、古事記は読んだことがないようで、内容を全く把握しておらず、古事記とキリスト教の聖書と混同しているようです。
古事記の冒頭部分
日本の神話では、まずどろどろとしたものがあり、それが天と地に分かれて、そして最初の神が成ったのは、最初の神の名は古事記では天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、日本書紀の本文では国常立尊(くにのとこたちのみこと)となっています。
天之御中主神の次は二柱のムスヒの神、高御産巣日神(たかみむすひのかみ)と神産巣日神(かみむすひのかみ)が成ります。
次々に神が成り、最後に伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)が成ります。
この二神は結婚し、淡路島を始め、日本列島の島々を生まれます。島の後はたくさんの神々を生まれ、そして三柱の特に尊い神(天照大御神、月読命、須佐之男命)を生まれます。
最後の第33代推古天皇まで読んでも人間がどこで生まれたのかは書いてありません。
私なら「日本という国がどうやっててきたか書いてある本だよ」と教えますが如何でしょう?
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