遊廓跡地を訪ねて 飛田新地 鯛よし百番編
大正時代に開かれた飛田遊郭。
その雰囲気を今も残す飛田新地の中で、当時の建物そのままで本物の料亭として営業している「鯛よし百番」。
2000年に国の登録有形文化財に指定されているとはいえ、1818年築と100年近く前の建物のため、「姿があるうちに」と食事と写真撮影に行ってきました。
※鯛よし百番の外観及び内部の撮影は問題ありませんが、営業時間中の飛田新地の街並みの撮影は厳禁です。
完全予約制のため、1ヶ月近く前に予約。
予約時に料理も注文しなくてはなりませんが、名物のカレー鍋とお造りのセットを選択。しかし、2〜3日前までなら変更ができるようです。
いたずらが多いのか、こちらの連絡先は携帯の番号ともう1つ電話番号を聞かれました。固定電話の番号を伝えましたが、固定電話の無い方はどうしたらいいんでしょうか?
予約日の2日前に改めて人数及び料理の確認の電話がかかってきました。
そして迎えた当日。
予約の17時の少し前に到着。
私の名前のプレートが貼ってありました。
鯛よし百番の北側の出入り口。
ここでピンクの服を着た中年の女性がカメラで鯛よし百番の撮影をしており、声をかけてみると
- 中の部屋の出入り口にスリッパがあるところは人がいるけど、それ以外の部屋ならば自由に撮影できますよ。
と貴重な情報をいただきました。
実際、中に入ると女将さんから、内部の部屋の解説が書いてある紙をいただき、立ち入り禁止の記述がしてある部屋とお客さんがいる部屋以外は自由に撮影できました。
1階
住吉大社の反橋
橋を渡ると桃山殿があります。
中庭
中庭の石組みは手前が「男」奥が「女」だそう。
言われてみれば確かに……。
日光東照宮を模した応接間
その内部
2階への階段は三条大橋
2階から1階を望む
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