遊廓跡地を訪ねて 島原(遊郭)

2016年8月2日

島原は、寛永18年の開設以来、公許の花街として発展してきました。
江戸の吉原と大きく異なり、老若男女の出入りも自由で開放的だったようです。
明治維新以後、1873年に歌舞練場が開設されましたが、立地条件の悪さのため除々にさびれてゆきました。
花街としての営業は1977年まで行われ、京都の六花街の一つに数えられていました。

島原はJR丹波口駅で下車し、JRの高架橋に沿って南下したところにあります。

今回、島原に着いた途端雨が激しくなり、思うような撮影ができませんでした。
可能なら再訪し改めて撮影したいと思いました。

島原大門の東門。

かの有名な角屋。
揚屋建築の唯一の遺構として、国の重要文化財に指定されています。

西門の石碑。
西門は車が突っ込んで、倒壊したとかで石碑のみ残っています。

旅館「さんき」。
現役の旅館なので泊まることができます。