中日新聞<平和つなぐ>(2) 高田延彦 を読んで
2015年5月4日付の左翼新聞、中日新聞1面に高田延彦氏の憲法改正に反対する記事が載っていました。
お笑い芸人HGがメインとなる以前のプロレスイベント「ハッスル」の名古屋公演がある時は必ず観に行きそれなりに応援していましたが、こんな発言をしてたとは驚きました。
高田延彦氏の意見を端的に言うと
「平穏な毎日が続くこと。それこそ、憲法九条の恩恵だと信じている。」
この1点。
しかし、本当にそうだろうか?
国と国との争いを人間の子どもに置き換えてみたいと思います。
国と国の争い=戦争が人間同士になると喧嘩やいじめになります。
ではそのいじめが起こるきっかけはなんだろう?
それは力を持った人間が見るからにひ弱そうな人に対し、「面白そうだからからかってやろう」あるいは「金品をせびってやろう」というのが大方の理由ではないでしょうか?
そして、いじめられる側が抵抗しようが、何をしようがいじめてくる奴はやると決めたら必ずやります。
しかし、見た目喧嘩が強そうな人にはいじめの対象にはなりません。
また、高田延彦氏のご子息の場合はどうでしょう?
恐らく、「あいつの親父は元格闘家だから止めとこうぜ」となるでしょう。
いじめようとしたら逆に自分がやられてしまう可能性があるからです。
人間から国に話を戻します。
「見るからにひ弱そうな人」それは憲法で武力・軍隊を持たないと定めている日本です。(ここでは自衛隊が軍隊かどうかの議論は省略します)
そして、日本が「我々は憲法九条があるから戦争しません」と言っても、領土や資源を奪おうとして戦争をしかけてくる国はやると決めたら必ずやります。
ではこの70年間、日本が戦争をしてこなかったのはなぜか?
それは憲法九条のお陰ではなく、米軍が日本の背後にいるからです。
要するに日本は高田延彦氏のご子息の状態です。
それでも竹島を韓国奪われ、尖閣諸島を中国に奪われようとしています。
そして、今沖縄が狙われています。
アメリカが日本の背後にいても。
安倍総理は戦争をしたくて憲法改正をしようとしているわけではありません。
日本という国を日本人自身で守ろうとしています。
以前、テレビかYoutubeなどの動画か何かで以下の内容のものを観ました。
舞台はアメリカかどこかの海外の国。
近隣の住民が、斧でAさんの玄関を壊し家の中に進入してAさん一家を襲ってきました。
自衛のために拳銃を持っていたAさんはその近隣の住民を射殺したが、結局正当防衛が認められて無罪になりました。
スタジオにいたタレントはじめ、私も「自衛のために拳銃を持っていて良かった。」と安堵しました。
しかし、もし拳銃を持っていなかったらどうなっていたでしょう。おそらく一家全員斧で惨殺されていたでしょう。
憲法九条に拘っている人は、こちらが無防備な状態で相手が襲ってきてもそろままやられ続けて殺されろというのでしょうか?
それともこちらが無防備な状態にしていれば相手は襲ってこない思っているのであれば、それはあまりに頭の中がお花畑すぎるのではないでしょうか?
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