遊廓跡地を訪ねて 古市遊郭 麻吉旅館編

神宮の参拝後、おはらい町を経て目指すは今回の旅行のメインイベントと言うべき麻吉旅館。

麻吉旅館とは

江戸時代、江戸の吉原、京の島原と並んで「三大遊郭」と言われた伊勢の「古市」。
戦争の空襲により壊滅的な被害を受け、消滅してしまいましたが、唯一当時の面影をそのまま残し営業をしているのが麻吉旅館です。

急斜面に沿って作られた建築様式は5層6階 木造の懸崖造りで、国の登録有形文化財にも指定されています。

麻吉旅館の外観

料理店の鑑札が貼ってありました。

飛田新地の「鯛よし百番」同様国の登録有形文化財に指定されています。

まさに圧巻の一言。

参宮街道からはやや奥まったところにあります。

夕食

中に入ると愛想の良い女将さんが出迎えてくれました。

1日中歩き汗だくだったのでまずは風呂を済ませ、夕食の時間となりました。
夕食はそれぞれの部屋で摂ることができます。

刺身とワカメを味噌で和えたもの。
醤油は薄口醤油。

サザエ。
食べやすいように細かく切ってあります。
味付けは焼きではなく、出汁で煮たもの。

焼き物。

蒸し物。
アオサと青柳が入った茶碗蒸し。
茶碗蒸し好きな私は至福な一杯でした。

煮物。
赤魚だったかな?
女将さんが一品一品説明してくれましたが、忘れてしまいました。

味噌汁。

ご飯は炊き方が悪いのか、米自体が悪いのかちょっと臭みが気になりました。
旅館の食事としては、普通でしょうか。

貴重な箸袋。

朝食

朝食は離れの食堂で摂ります。

アオサの入った卵焼き、佃煮、ジャコ、カマスの干物、漬物、ご飯。
ご飯はお替り自由です。

サラダ。

なめこの味噌汁。

旅行の朝食はなぜかたくさん食べてしまいます。
昨夜同様ご飯の臭いが気になったものの、結局3杯食べてしまいました。