名古屋市中川区の卵スープが入った絶品天津飯「相羽」
かれこれ数十年前、そこそこ人気のあった中華料理店「北京飯店」が草平町へ移転し、その跡地に開店したのがこの相羽でした。
スーツを着た店員さんが接客する、そこそこ高級感があった北京飯店に対し、いかにも大衆的で特筆すべきメニューも無く、相羽は数回通っただけで行かなくなったことを子供心に記憶しています。
その後、2000年になるかならないかの時に、友人と遊びに行った帰りに深夜にやっているお店がなかなかなく、夜遅くまでやっているという理由だけで行ったのが最後です。
その後、卵スープが入った天津飯を売りにしてテレビ等に登場し、一躍人気の中華料理店になり、市内に3店舗もできました。
片や席数拡大のために移転した北京飯店は周りに人気ラーメン店が複数でき、いつのまにか閉店してしまいました。
さて、その相羽に遅番出勤の最後の締めくくりに「遅くまで営業している」という理由で約17年ぶりに行ってきました。
(近所にある人気店であればあるほど、有り難みが薄くてかえって足が遠のくことはよくありませんか?)
0時過ぎるか過ぎないかの時間にお店に到着。
可愛いワンちゃん3匹が入り口の前に出迎えてくれました。
全然吠えないし、とても人懐こくて思わずハグハグしてしまいました。
店内に入ると0時過ぎにもかかわらず、複数のグループがまだ宴会をしていました。
カウンター席に座り餃子と天津飯を注文。
他にも気になる一品メニューがありますが、時間が時間だけに我慢です。
お客さんは沢山しても、食事の終わりがけなのか、ものの数分で天津飯が着丼。
天津飯の玉子焼きもスープの卵もフワフワ。
こ・・・・・・これめっちゃ美味しいですわ。
天津飯の具は蟹などは入っておらず、長ネギだけのシンプルなもの。
スープは中華の出汁が出ていて優しい味。
いつまでも飲んでいたい味です。
餃子は普通。
というより昨日食べた餃子
との比較になってしまい、相手が悪過ぎます。
テレビに登場しても一時的な人気でなく、味の良さで継続的に人気が続いているお店だと実感できました。
会計を済ませお店を出ると人懐こいワンちゃんがお見送りしてくれました。
茶色の柴はちょっと眠そうにしていて、それがまた可愛い。
そうこうしていると、女性の声がやたら大きい若い男女のカップルがお店に入ろうとすると3匹のワンちゃんが一斉に吠え出しました。
女性の甲高い声にビックリしたのかな?
ワンちゃんの前で急に大きな声を出すのはやめましょう。
ごちそうさまでした。
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