楽天銀行の口座を解約することにしました

2016年8月16日

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楽天銀行の口座を解約することにしました。

といっても最近ネット上で話題になっている楽天銀行の口座凍結とは関係ありません。

http://blogos.com/article/136116/

自分の意思で口座開設した銀行

自分の意思で開設した銀行は

  • 新生銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 楽天銀行
  • 三井住友銀行

の4行になります。
実はこれ以外にも某信託銀行にも口座があります。
開設当初は新生銀行に対抗して使い勝手の良い銀行だったのですが、現在は完全に裕福層を対象にした銀行になったため、ほとんど利用していません。

また、三井住友銀行は本当は以前の勤務先で給与振込のために強制的に開設させられた口座で、開設当初の住友銀行は使えるATMが少なく、高い手数料を払って他行のATMから出金していたのですが、現在では比較的使い勝手の良い銀行になっているので、自分の意思で開設した銀行に含めています。

他にも私が幼い頃に親が開設してくれた第二地方銀行の口座があり、家賃や育英会の引落しはこちらで行っていますが、ATMや振り込みの使い勝手は悪いので、引落し専用です。

楽天銀行がまたも改悪

楽天銀行では取引内容に応じて振込手数料やATM手数料が無料になる「ハッピープログラム」を実施しています。

そのハッピープログラムが2015年11月より変更になりました。

http://www.rakuten-bank.co.jp/info/2015/150731-2.html

具体的に私の条件を当てはめると

これまでは「給与/賞与」の振込先を楽天銀行にして、楽天銀行から口座振替を行うとVIPのランクになり、ATM手数料が5回/月、他行への振込手数料が3回無料になりました。

そのため、給与を楽天銀行で受け取り、必要に応じて他行へ資金を振り分けるという運用をしてきました。

しかし今回の改悪によりVIPのランクを維持することが不可能になりました。

移行先の候補

新生銀行

ATMの手数料は口座残高にかかわらず何回でも無料なのは大変魅力的です。
また、他行への振込も新生ステップアッププログラムにより比較的低いハードルで「新生ゴールド」のランクになれば月5回無料になります。

比較的良心的なサービスの新生銀行ではありますが、新生銀行のWebサイトへのログインするためには「4桁の暗証番号」「パワーダイレクトパスワード」「セキュリティカードの英数」を入力する必要があり、ログインするための操作自体を躊躇ってしまいます。

したがって、メインで使用するよりも余剰資金を入れておき、必要に応じてATMから引き出す使用に適しているのではないでしょうか?

三井住友銀行

SMBCポイントパックの口座であれば三井住友銀行の本支店ATMの手数料は終日無料、コンビニ・ゆうちょ銀行ATMは月4回まで無料になります。

しかし、他行宛ての振込に216〜432円手数料がかかります。
手数料はポイントで支払うことができ、ポイント残高によっては実質無料にすることもできますが、ポイント残高に依存してしまうため、ATMでの資金の引き出し以外にはやや使い難いです。

住信SBIネット銀行

現在の私のメインバンクです。
楽天銀行へ振り込まれた給与は、各種支払いを除いたほぼ全額こちらへ入金しています。
詳細は後述します。

実は2016年1月よりサービス内容が変わることになった住信SBIネット銀行

  • 住信SBIネット銀行はこれまでは他行への振込手数料は3回/月までは無料
  • イオン銀行・セブン銀行のATM出金は何回でも無料
  • ゆうりょ銀行・イーネット・ローソンATMは5回/月まで無料

のサービスが売りでした。

しかし、2016年1月より楽天銀行同様取引状況に応じてサービス内容が変わる「スマートプログラム(仮称)」が実施されることになりました。

https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/mg_notice_150915_info

この改変により住信SBIネット銀行から新生銀行へ乗り換える旨の内容のブログの記事をよく見かけるようになりましたが、私にとってはこれまでより良い条件への改変に思えます。

スマートプログラムの詳細

smart

判定条件

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私の条件に当てはめてみると

  • 11月分より給与の振込先を楽天銀行から住信SBIネット銀行へ変更
  • 外貨預金口座は開設済みで残高あり
  • SBI証券がイートレード証券名義の頃からのユーザーで当然SBIハイブリッド預金預金口座があり、余剰資金が入金されている

以上の3点を満たすことになり、月末残高が1,000円以上であればランク3は確定されます。

したがって、

従前 2016年1月以降
ATM手数料無料 イオン銀行・セブン銀行無制限で無料
他の提携ATMは4回/月まで無料
7回/月無料
他行宛て振込手数料 3回/月 7回/月無料

となり、他行への振込手数料は圧倒的に改定後の方が有利になりますし、ATMも月7回も使うことなど滅多に無いと思います。

また、楽天銀行が他のネット銀行と比べて唯一有利といっても過言ではなかったデビットカードも他行も発行し始め、住信SBIネット銀行も2016年1月より取り扱う予定になりました。

これにより、楽天銀行で口座を持つ意義は全く無くなりました。

まとめ

私の場合、楽天銀行から住信SBIネット銀行へ給与振込先を変更することにより、2016年1月以降、従前より有利な条件で住信SBIネット銀行と取引できるようになります。

そして、さよなら楽天銀行。10年間お世話になりました。

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