遊廓跡地を訪ねて 箕山新地

奈良県大和郡山市には洞泉寺遊郭

と郡山新地(郡山東岡遊郭)

の2ヶ所の遊郭がありました。

しかし、この2つの遊郭のごく近くの場所、郡山八幡神社の西側に「箕山新地」と書かれた黒板や消火器がある謎の土地があり、見学に行ってきました。

最寄駅は近鉄郡山駅ですが、旅行の行程の都合上、JR郡山駅で下車しました。

㐂久乃家の屋号の料理店。

奥の路地に入るといきなり登場したのがこの物件。
明らかに通常の家とは違う窓の意匠です。

反対側から。

箕山新地自治会と書かれた黒板。

雰囲気のある建物。

箕山新地と書かれた消化器

残念ながら売物件となっていました。
いずれ取り壊される運命でしょう。

普通の古い民家に見えますが……。

「四海波」と書かれた看板があります。
「四海波」といえば、名古屋の中村遊郭(名楽園)のグループの1つ。
何か関係があるのでしょうか?

奈良に「箕山新地」と言われる遊郭や赤線の公式な情報はありませんが小規模な花街か何かだったのでしょうか?