遊廓跡地を訪ねて むつみ小路
むつみ小路は名古屋市中区栄の呉服町通り(プリンセス大通り)から南伊勢町証券街を結ぶ路地。
2011年までは「マザーズ」(以前は「みかえり美人」「第二夫人」)、「人妻不倫倶楽部」などの風俗店が建ち並び、その建物の構造も出入り口の奥には急な階段で2階に上がりサービスを受ける、まさに青線然とした怪しい雰囲気の路地でした。
2011年に各店が摘発を受け閉店、その跡地には通常の飲食店がテナントとして入り、健全な飲食店街になってからは面白みが無い場所になってしまいましたが、実はここにも鑑札が残っているとの情報を聞きつけ、鑑札の観察に行ってきました。
呉服町通り(プリンセス大通り)のすき家を左折するとむつみ小路があります。
右手側にはうなぎの老舗「いば昇」があります。
「いば昇」といえば錦3丁目にもあり(錦3丁目の方が有名)
味噌煮込みの
- 「山本屋総本家」
- 「山本屋本店」
カレーうどんの
- 「若鯱家」
- 「本家鯱乃家」(本当の若鯱家)
と並ぶ名古屋のややこしい店名の1つです。
沖縄料理の居酒屋「屋いち」。
ここの出入り口の上には……。
「小料理店」の鑑札が残っていました。
日当たりのあまり良くない路地の北向きにあったせいか「小料理店」の赤色の文字がそのまま残っています。
むつみ小路の南側へ進みます。
むつみ小路の南側。
左の建物は札幌かに本家栄中央店。
?なんかある。
ここにも「小料理店」の鑑札。
むつみ小路には1つしかないと思っていたので大きな収穫です。
手摺の下の部分の意匠が特徴的です。
プリンセス大通りからむつみ小路の南側を望む。
むつみ小路の歴史については
に詳しく載っています。
[mappress mapid=”16″]
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません