遊廓跡地を訪ねて 郡山新地(郡山東岡遊郭)

郡山東岡遊郭は大和郡山市東岡町、近鉄郡山駅からほど近い場所にありました。

洞泉寺遊郭

から歩いてものの数分で郡山東岡遊郭へ到着します。

郡山東岡遊郭も洞泉寺遊郭同様既に江戸時代には存在していたようで、1958年売春防止法施行により表向きには廃業したものの、郡山東岡遊郭は郡山新地としてもぐりで営業し1988年一斉摘発により壊滅しました。

郡山新地として営業していた頃は闇のルートがあったようで、フィリピンの女性がほぼ軟禁状態で働かされていたとか・・・・・・。

細い路地の両脇に妓楼跡があります。

摘発後は全く手入れされていないのかガラスは割れ、雨戸も今にも落ちてきそうです。

伝統的な遊郭建築も多いですが、カフェーっぽい建物も。

1階部分はカフェーっぽいファサードが特徴の3階建ての立派な建物。
ちなみに隣はあっち系の方の事務所のようで、安易な気持ちで撮影しているとお咎めがあるかもしれません。

売春防止法施行後は一応表向き旅館街だったため、「旅館」の看板が掛けてある建物が多いです。