名古屋ブルーノートで西川悟平氏の演奏を聴きながらディナー

名古屋ブルーノートで行われた、7本指のピアニスト、西川悟平氏のライブに招待をしていただき、聴きにいってきました。

誘いを受けるまで、西川悟平氏のことは存じ上げませんでした。

クラシックのピアニストなのにブルーノートでライブ?

7本指のピアニスト?
作曲家であり、ピアニストとして超絶技巧のテクニックを誇ったフランツリストは指が6本あるのではないか?と噂(事実は誤り)の有名な話がありますが、それくらい超絶技巧を誇るピアニストなのか?

全く状況がつかめないままお誘いを受け、その後調べてみると難病のジストニアにかかり、演奏不能になるも、リハビリによって右手と左手の2本指でピアノを弾く方ということがわかりました。

名古屋ブルーノートでは、食事を楽しみながらライブを聴くことができます。

blue note 名古屋

ドリンクは本日限定の「奇跡のカクテル」

西川悟平氏が懸命なリハビリで奇跡の復活をしたことにあやかってこの名前がついたようです。

食事は洋食グルメプランを注文したところ、残念ながら当日の販売分は全て完売とのこと。
止むを得ずパリジェンヌセットを注文。

blue note 名古屋

トウモロコシのクリームポタージュ
新鮮野菜たっぷりデリシャスサンドイッチ
ニューヨークチーズケーキ

以上のセットで1,400円です。

ポタージュスープは粘度が高く、濃厚な味わいです。
サンドイッチはトーストしてあり、クラブハウスサンド風です。
軽食のため、評価はしづらく今回は及第点ということにします。

肝心のライブの方は、トーク半分、演奏半分という構成。
演奏だけであればもっと上手い五体満足の芸大生もいることでしょう。
しかし、西川悟平氏の面白おかしく、時には感動的なトークの語り口や内面から出てくる雰囲気なども含めてパッケージされたライブ演奏であり、これは西川悟平氏にしかできないものだと感じました。

また、このようなスタイルだと大ホールよりも名古屋ブルーノートのような比較的小さなライブ会場が選ばれたのも納得です。

肩肘を張らず、気軽にクラシック音楽と西川悟平氏のトークを楽しむ至福のひと時でした。

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Posted at 2019.1.13
関根 虎洸
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