私があまりFacebookを活用しない理由

2015年5月24日

http://bylines.news.yahoo.co.jp/kandatoshiaki/20140829-00038662/

より

盲導犬 「絶対に許せない!」に要注意!
吠えないように訓練されている盲導犬を、全盲の方のいるそばで熾烈な犯行に及んだ犯人に対して、このニュースを聞いた時になんともいえない嫌悪が走った。そして、ネット上でも、盲導犬を傷つけた犯人に対して「絶対に許せない!」という感情が走っていた。
フェイスブックにも同様に、

「拡散希望!絶対に許せない!とつぜん刺された盲導犬。それでも彼は吠えなかった」

というシェアのエントリが流れてきた。数千人のいいね!と数千回のシェアがされている。まさに人気エントリとなっている。当然、ボクも「いいね!」を押して「シェア」をしようとしたその瞬間だった…。

一気に、盲導犬の事件のことよりも、このアラートが出るという企みのほうが許せない!と思ってしまった。

初めて訪れるサイトに対して、フェイスブックからの情報提供承認のアラートが登場しているからだ。フェイスブックに慣れている人ならば、ピン!と気づくはずだが、この情報サイトの運営者に、フェイスブックに登録しているあなたの、【公開プロフィール】【友達リスト】【メールアドレス】【誕生日】【いいね!】などの情報がすべて伝えられてしまうのだ。たった、1回あなたが「OK」を押してしまうだけで…。

Facebookは数日に一度ログイン程度なので、あっても無ても日常生活ではさほど困りません。しかし、Facebookのおかげで20年以上も交流の無かった旧友と再会できたことを考えると一定の利点があることは間違いありません。

そのFacebookは実名登録が原則で、その他の個人情報も多く登録されてます。

万が一上記のようなサイトで情報漏洩が起こった時、運営者が悪意を持っていると被害が甚大になるどころか、友人にまで迷惑をかけてしまう。そんなことを考えると本当に必要最小限の使い方しかできません。

最近はTwitterやFacebookのアカウントを使用してOAuth認証をするサービスが増えていますが、私は専らTwitterのアカウントで行っています。

Twitterならば仮に漏洩したとしても、登録しているメールアカウントとパスワードのみなので、ステアドの使用とパスワードの使い回しさえしていなければ、被害は最小限に抑えられるからです。

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Posted at 2019.1.13
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